就労継続支援B型 とまり木

ひとりひとりに合わせた働き方

とまり木では、利用者それぞれが無理のない形で日々を過ごせるように支援を行っています。ペースは人によって異なりますが、その違いこそが大切だと考えています。「自分にできること」を一緒に見つけながら、少しずつ前に進めるよう寄り添うのが私たちの役割です。焦る必要はありません。自分らしいリズムで過ごせることが、とまり木での生活の基盤になります。

作業内容

とまり木での作業は、単なる仕事ではなく「社会とつながるきっかけ」や「自分の存在を感じられる大切な時間」として位置づけています。内職では、100円ショップで販売される製品の組み立てや梱包を行い、完成したものが世の中で役立っていく喜びを実感できます。クラフトワークでは、キーホルダーなどの小物づくりを通して、自分の手から生まれる作品を仲間と共有する楽しさがあります。また、地域のイベントに参加し、綿菓子を販売する場面では、人との交流を通じて社会に一歩踏み出す経験ができます。こうした活動は、収入だけでなく、日々に小さな達成感や幸せを積み重ねていく大切なものです。とまり木では「できること」を一緒に探しながら、無理なく自分らしい形で取り組んでいただけます。

無理のない日々のリズムづくり

日々の生活において、無理のないリズムを整えることは心の安定につながります。とまり木は、利用者が安心して通えるよう、落ち着いた雰囲気を大切にしています。決められた形に当てはめるのではなく、その人の状況や体調に合わせて関わることで、少しずつ生活が整っていきます。ここで過ごす時間は、未来に向けた力を養うための大切な一歩となります。

居心地の良い空間で自分らしく

とまり木の特徴は「雰囲気の良さ」です。言葉だけでなく、空間全体から安心を感じてもらえるよう、スタッフも利用者も互いを尊重しながら過ごしています。強制ではなく、自分らしさを尊重することで、自然に心が落ち着いていきます。この居心地の良さが、利用者にとって安心できる居場所となり、少しずつ未来へとつながる力になります。

幸せを共有する暮らし方の提案

9

とまり木が大切にしているのは「幸せを共有する」という考え方です。小さな喜びや日々の気づきを、一人で抱え込むのではなく、誰かと分かち合うことで心が豊かになります。スタッフと利用者が共に笑い、互いに支え合うことで、ここにしかない温かい時間が生まれます。その積み重ねが、利用者一人ひとりの人生をより良くしていくと私たちは信じています。